相続を放棄する場合

遺産相続と聞くとお金がもらえるといったイメージをもっている人も多いのではないでしょうか。
しかしそれは大きな間違いで遺産というものはプラスのものばかりではなく、マイナスのものもあるということを知っておくべきだと思います。
わかりやすく説明すれば、土地や建物、貯金といったいわいる財産と呼ばれるものはプラスの遺産です。
それと同じように借金などの債務もマイナスの遺産として相続しなければいけないのです。
プラスの遺産だけ相続するわけにはいかず、プラスマイナス合わせたそれが遺産相続対象になります。
プラスの遺産がマイナスの遺産を上回っている場合はあまり問題はないでしょう。
ではマイナスの遺産がプラスの遺産を上回っている場合はどうでしょう。
相続することによって莫大な負債を背負うことになってしまう可能性があるわけです。
そういった時に相続放棄という方法があります。
相続を放棄することによって負債を負わずに済むわけです。