2013年9月アーカイブ

私は父が亡くなった時、相続放棄をしました。
実家は兄が後継で結婚もしていて子供達もいました。
実家の農地はそのまま兄が全部引き続き管理しています。
もし、近所に住んでいる場合は農地の少しを分けて貰う事もあったかもしれません。
私の友人は結婚をして、自分の実家の土地を貰って家を建てて住んでいます。
全員が土地などを平等に要求したら、跡取りは大変です。
父が病気の時も結局殆ど実家の兄夫婦が世話をしていたので、遠くに住んでいる私は相続放棄が自然だと思っています。
世の中には借金をしてしまった父親が亡くなった場合、それを引き継ぎたくないという思いで、相続放棄をする場合もあるそうです。
このような法に関することは直ぐに専門の弁護士さんに相談するのが一番だと思います。
私も一応はあの時相談すれば良かったと思っています。
あの時、父は現金を兄弟で分けるように遺言が残っていたそうです。
金額も記されていて、僅かだったので、それは受け取るべきだったと今になって後悔をしています。

遺産を相続する時というのは、大金が手に入るんだと思い込んで喜んでいる人も多いですが、
家庭によっては亡くなった方の多大な負債まで一緒に引き継がなければいけない場合もあるのです。
そんな事実も知らずに遺産を相続してしまいそうになっている方が居たら、
相続放棄というシステムがある事を是非とも教えてあげてください。

これは読んで字の通り、遺産の相続を放棄する事が出来るシステムで、
このシステムを利用する事で、そもそも最初から相続人では無かった事に出来るのです。
これは故人が残した負債が僅かなものでなく、
莫大な負債であっても採用されるものですから、
故人が負債を抱えていたという方は、どんな些細な不意債であっても、
相続放棄について詳しく調べてから、遺産相続をするべきかどうか考えましょう。
そうでなければ後から負債を抱えた負担が想像していたよりも大きい事に気付いて、
後悔先に立たずという事になりかねない為で、注意を払って判断しなければいけません。