家族が亡くなった時に、その人が借金を多く持っていたということが分かってしまうことがあります。
そのような状況で相続を行ってしまいますと、財産はもちろん相続できますが、借金のほうも相続してその返済を行っていかなければいけません。
あまりに借金額が多い場合には相続放棄をしていくことが必要となります。
では実際にそういったことを行うためにどのような流れがあるのかを確認してみていくべきです。
まずは、被相続人の最後の住所地を所轄する家庭裁判所に申し立てを行います。
郵送または持参をして必要書類を提出します。
しばらくしますと、家庭裁判所から照会書というものが送られてきます。
放棄の意思確認というものがそちらで行われます。
自分で記入をしていきます。
そしてその照会書を提出します。
それには期限が設けられていますので、送られてきた時にしっかりと確認しておかなければいけません。
上記の書類に問題がなければ、相続放棄申述受理通知書が送られてきます。
借金があった場合には、そちらに放棄をした証明書を送りまして、相続放棄というものは終了します。