いつもは兄弟姉妹の仲が良いと思われていたのに、親が亡くなった後の遺産の分割で揉めるケースというのが多いそうです。
誰でも自分の取り分を多くしたいという気持ちは分かりますが、だからと言って他の兄弟姉妹に相続放棄を迫るというケースがあるそうです。
それは珍しいことなのかと思ったら、思った以上に多いというのですから驚きです。
正面切って相続を放棄しろというのではなく、とにかくこの書類に印鑑を押してくれればいいからなんてケースが多いそうです。
後からあれば遺産を放棄することを認める書類だったことが分かり、大ゲンカになってしまうこともあるそうです。
双方ともに、自分は親の面倒を見ていたとか、そっちは援助をかなりしてもらっていたではないかとか言い分があるようです。
遺言が残っていてもそれが不当に書きかえられていたりするケースもあるらしく、そうなると誰を信用していいのか分からなくなってしまいます。
お金というのは兄弟姉妹の仲まで割いてしまうもののようです。